江戸の昔から続く梅の郷、和歌山県・石神の濱田とコラボした梅干が登場！自家梅林で育てた南高梅を塩だけで作った、おばあちゃんが漬けてくれたような、昔ながらの白干梅です。

石神地区で梅の栽培が始まったのは江戸時代。
日照時間の長さ、気温の寒暖差、水はけの良さ、多くのミネラルを含む黒潮の風、それを受け止める標高４百メートルの大蛇峰と、良い梅を生み、育てるための条件が揃っていました。まさに、梅に愛される土地なのです。　

　　

梅づくりを根っこから考え、たどりついた「香壌栽培の梅干」。

石神の地に宿る自然の力を今以上に引き出すことで、梅干しをもっとおいしくより安心して召し上がっていただける品にできないか。そうした想いから「香壌栽培」はスタートしました。
もとより、石神地区には日照時間の長さや気温の寒暖差、水はけの良い土壌など地の利がありました。さらに多くのミネラルを含む黒潮の風、それを受け止める標高400ｍの大蛇峰と良い梅を生み、育てるための好条件が揃っていたのです。
その力を存分に活かすために達したのは、農薬を半分以下に抑え、化学肥料・除草剤は一切使用しない栽培方法でした。
これらの取り組みは和歌山県が認定する基準も満たし特別栽培農産物の認定を受けています。

世界農業遺産に認定された紀州産の完熟南高梅を食塩のみで漬け込み、天日干しで仕上げた昔ながらの梅干です。
皮がやわらかい南高梅は収穫から充填までのほとんどが手作業。
一粒ずつ丁寧に扱わないとつぶれてしまいます。
艶と果肉の柔らかさが特徴で、お茶漬けや焼酎のお湯割りにもおすすめです。梅本来のおいしさをご賞味ください。

世界農業遺産に認定されたみなべ・田辺地域の完熟梅を使用。
樹熟し、自然落下してきたものだけを毎日収穫し塩漬けをしています。

梅の収穫は毎年六月にスタート。
枝からもぎとるのではなく、自然に落下したものだけを、毎日、人の手で拾うため収穫期には地面に網を敷き詰めて果実を受け止めています。

「塩漬けはおよそ一か月。漬込みと言っても塩を入れて終わりというわけではありません。毎日の天候や梅に含まれる水分量、今年の出来を見ながら最高の塩梅を目指して日々調整を行います。塩漬けを終えた梅は数日から一週間かけて天日干しをします。その間も梅の様子を逐一観察しながら取り込みのタイミングを伺います。約１週間の間には一粒ずつ手作業で梅をひっくり返し、両側にしっかりと陽光があたるよう並べることも欠かしません。良質の梅は皮が柔らかく、つぶれやすいため機械などは使えません。紀州で伝統的な昔ながらの製法で、白干梅はつくっています。
梅と食塩のみの昔ながらの梅干だからこそ、素材そのものの味を大切にし、土づくりからじっくり丁寧に仕上げた梅干です。シンプルながら奥深い味わいをお楽しみください。」（濱田・濱田洋さん）